ご依頼者のご希望、社会的な要請に対し、知恵と技術をどのように結びつけるかというソリューションを考えぬき、実空間として現していくこと、そしてそのプロセスをご依頼者と共に創り上げていくことが、私たちの仕事です。 空間形成におけるあらゆるフェイズ、小さな場から、建築、街、都市のスケールにいたるまで、どんな空間づくりにおいても、構想、設計から建設の過程まで、確かなマネジメント力、実現力でお応えします。
Ikeda Kokubun Design Studio (IKDS) is an architectural practice based in Tokyo. IKDS is a small organization, but that's the reason why we stand at the front of every project consistently, pursuing our philosophy to be responsible for providing innovative and the best design solution for the clients.
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北千住駅東口交番駅前広場の再開発にあわせた改築計画。隣接して展開する都心型大学キャンパス施設との意匠的な整合性をとりながら、3階建て交番建築のプロトタイプとなる計画をめざした。
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シードビルリハビリテーション科外来のクリニックと福祉法人運営の知的障害者グループホームからなる小さなビル。医院を主宰し上階をホームとして貸すオーナーは、様々な経験から培われた問題意識から、障がい者と周囲の人々がよりよい地域生活を送るべくこのプログラムをごく普通の街の中に実現された。
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今様組格子の間低層マンションのインテリア改修。空と緑を感じつつ、周辺建物に対する徹底的な視線の制御を目的に、調度品との完璧な調和を目指しつつ、組子パネルとテキスタイルによる多層のスクリーンを設え、くつろぎの場を構築した。
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cMA-1写真スタジオとして使われていた建物に改修と増築を施した、集合住宅へのコンバージョン。スタジオの階高4.5m、一般部分の階高3mを内包しつつ、部屋として分断されて認識されていない躯体のポテンシャルを生かし、一部の界壁を取り払って構造補強を行いながらスキップフロアの居住空間に再構成した。
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竹やぶ構造の家コンクリート擁壁とともに既に造成されていた宅地に計画した住宅。竹やぶをイメージした細いスチールパイプのユニットを擁壁に直接のせて剛性を持たせることで、敷地を最大限生かしたスペース確保と、2階居住空間の開放性を実現した。
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慶應義塾普通部新本館日本で最も長い歴史をもつ私立中学校校舎一部の改築として、ホール、メディアライブラリー、教職員室と教室といった複合機能をもたせて計画された。鉄骨ラーメン構造にれんが積の外壁と、木の内装材を組み合わせ、素材のもつ伝統の記憶、重さと、その内側に軽やかに展開する空間、未来の共存をめざした。既存校舎との接続部である渡り廊下は、校庭への門を構成し、学校の顔ともなる。
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折天井の家閑静な住宅街の邸宅を母屋としたその脇に、大木を庭内に移植して敷地を確保して計画した住宅。鉄骨造のスキップフロアに、くつろぎ、執筆、食事、就寝といった空間目的に沿ったボリュームを割り当て、それぞれが視線と往来によって緩やかにつながる空間構成の上に、軽やかな木の屋根天井をかけ、住戸全体をまとめた。
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慶應義塾大学SFC納品検収所〜非周期配列の構造体によるパヴィリオン小さな建築であるが、アルゴリズミックな非周期配列を特徴的構造体に応用し、これまでにない建築の考え方への可能性を込めた実験的な作品。ファサードのパターンは、建物は大学事務棟の増築であり、キャンパスに届く荷物を受け取って各研究室に取り次ぐ小さな集配センターの役割を果たし、キャンパスの中心的広場にも面していることから、開放的な空間が良いと考え、ペンローズタイル、すなわち宇宙物理学者ロジャー・ペンローズが発見した数理的法則を応用した構造体とした。
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立川市立中砂保育園 大規模改修築47年の公立保育園の大規模改修。要素の再構成、園児と大人の動線とものの動きを考慮した動線計画を含めた安全でやさしいデザインにより、活き続ける公共施設としての新たな顔を獲得し、さらに利用者のモチベーション向上により良質の保育環境形成が実現され、劣化部の修繕という効果を超えた改修となった。
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sola接道長が小さい都心敷地において重層長屋として計画した、6住戸のコーポラティブハウス。各戸へのアプローチ面が限定される中でもどの住戸も、空と、隣地寺社地の緑を楽しむ居住空間となるよう、室内空間と、3m x 3m の屋外テラスを立体的に配置することで、各オーナーの個性あふれる居住空間形成に寄与した。
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崖上のステージ太平洋を見渡す別荘地に計画した住宅。海への眺望を最大限にするため、森の上に張り出した空中テラスのような空間を、木造で実現すべく、一般的な材料を用いた立体トラスのような方杖形式を考察した。トラスの斜材のための空間は、小屋組空間と、既成コンクリート部材から支持して宙に浮かせた床下とで、有効かつ大胆な架構となった。
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狛江の集合住宅 エントランス中堅ディベロッパーマンションのエントランス設計と外観監修を担当。アルゴミックデザインをアプローチ空間に応用した。