慶應義塾大学SFC納品検収所〜非周期配列の構造体によるパヴィリオン

小さな建築であるが、アルゴリズミックな非周期配列を特徴的構造体に応用し、これまでにない建築の考え方への可能性を込めた実験的な作品。ファサードのパターンは、建物は大学事務棟の増築であり、キャンパスに届く荷物を受け取って各研究室に取り次ぐ小さな集配センターの役割を果たし、キャンパスの中心的広場にも面していることから、開放的な空間が良いと考え、ペンローズタイル、すなわち宇宙物理学者ロジャー・ペンローズが発見した数理的法則を応用した構造体とした。

  • 設計
    • 建築 IKDS
    • 構造 KKS
    • 設備 森村設計
  • 施工
    • 東急建設
  • 所在地 神奈川県藤沢市
  • 延床面積 56m2
  • 階数 地上1階
  • 構造 鉄骨造
  • 竣工 2007年10月
 
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